子宮内膜を厚くして着床率上げる方法
こんにちは、大阪・長居あさい整骨院の浅井です。
早速ですが、『着床率は上がります!』と言われたら信じられるでしょうか?
着床率は上げられます。つまり妊娠しやすくなるために出来ることがあります。
本日は、【着床率が上がる効果的な3つの方法】について紹介いたしますね。
今回、このような記事を書こうと思った理由は、本当に多くの方が「なかなか妊娠しない」「着床しない」と悩まれているからです。
そして、普段からこの手の質問が多く、まとめてみようと思いました。
今、ご覧になっていて、自分はこのままでは妊娠できないのでないか?と不安になっていませんでしょうか?
現状は確かに先が見えず。不安でいっぱいかもしれません。
ネットで様々な妊娠体質になるための情報を集め、試してみたけれどなかなか成果を感じれてないかもしれません。
今回、お伝えたい着床率を上げるために必要な要素を大きく2つに分類すると、
「子宮の環境」と「受精卵そのもののパワー」です。
必ずあなたにとってプラスになると思いますので、最後までご覧くださいね。
着床とは
受精卵が子宮内膜に根を張り結合することです。
卵管で精子と卵子が出会い受精卵となると、細胞分裂を繰り返しながら7日ほどかけて着床するために子宮に進んでいきます。
子宮内に入った受精卵は子宮内膜に根を張って結合しようとします。
着床しはじめ、しっかり着床が完了するまでにプラス5日ほどかかると言われています。
内膜への受精卵着床完了をもって『妊娠した!』ことになります。
つまり全ての受精卵が妊娠ということではないんですね。
着床する確率ってどれくらい?
精子と卵子が受精するだけであれば、精子も卵子も正常で排卵日前後に性交すれば80%ほどは受精に至るようですが、
着床までするのは2、30%のようです。
一般的には年齢と共に確率は下がっていきます。
着床を邪魔する原因は?
①子宮筋腫がある
子宮筋腫とは良性の腫瘍ですが、子宮内の着床するスペースを奪っているということです。
決して子宮筋腫があるから絶対着床しない!という訳ではありませんのでご安心くださいね。
子宮筋腫について
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子宮筋腫を手術をしないで改善させる3つの方法
②加齢子宮内膜症(チョコレートのう胞)
一般的に年齢と共に精子、卵子ともに老化していくため、受精卵の力が足りない状態です。
後述いたしますが、精子と卵子の状態を良くできるのでここではあくまで一般論としての精子・卵子の老化です。
子宮内膜症は簡単にいえば、「子宮内膜が子宮外にできてしまう状態」(卵巣に起こる場合がチョコレートのう胞)ですが、子宮内がキレイじゃない状態です。
③子宮内膜症(チョコレートのう胞)
子宮内膜症とは「子宮内につくられるはずの子宮内膜が子宮ではない場所にできている状態」です。卵巣にできている場合をチョコレートのう胞といいます。
つまり子宮内が綺麗でない状態です。
④黄体機能低下・不全
排卵後の卵胞が黄体というものになるのですが、その黄体から着床しやすくなるようにしてくれる黄体ホルモン(プロゲステロン)が出ます。
黄体機能がしっかり働かない、機能低下を起こしていると子宮が冷え、内膜が育ちにくい状態になります。
黄体機能がしっかりしているかどうかは、基礎体温を見た時に
①低温期から高温期に1、2日でパッと以降しているか?
②高温期が安定しているか?
です。
などなど、この他にも要因は様々ですが、シンプルにまとめますと
①受精卵の力
②子宮の環境
の要素ということです。
つまり、いかに受精卵のパワー(精子・卵子の質)を上げ、子宮の環境を良くできるかが着床率を上げる重要な要素となります。
一般的に不妊治療における着床率を上げる手段は
●抗酸化剤(薬)
●ビタミンC剤
●ビタミンE剤
●黄体ホルモン補充
等、血流促進や抗酸化を目的としたお薬、ビタミン剤や黄体ホルモン(女性ホルモン)の薬が処方されることが多いようです。
ここで抗酸化のお薬と妊娠率の気になるデータを見てみると、
経口抗酸化剤を補給することで、プラセボ、無治療/標準治療(葉酸:1 mg超の服用など)または他の抗酸化剤と比較し、低受胎性の女性での受胎能を改善するか。(女性参加者総計3,548例)
抗酸化剤には、生児出生率または臨床妊娠率を増加させる効果は認められなかった。
と妊娠率に抗酸化剤の薬は効果が認められなかったと発表されています。
ここでは薬を意味ないとか、否定とかではなくて、なぜ抗酸化剤が着床・妊娠に有効でなかったのかを考察してみようと思います。
考えられる理由その①
子宮の状態・環境が抗酸化剤では改善しなかったということです。
子宮、卵巣も含め内臓は脳や他の臓器と連携して働いているため、子宮の状態を良くするためには、脳、自律神経、内臓の働きをトータルで向上させていく必要があると思います。
考えられる理由その②
もう一つは受精卵側のパワーアップには繋がらなかったということです。
受精卵ですので、男性の精子と女性の卵子が両方パワーアップが必要ですが、男性の精子の状態の改善ということが抜けている、もしくは卵子の抗酸化には影響を与えられなかったことが考えられるかもしれません。
または、子宮内膜を育てることだけにフォーカスして、着床のたの受精卵のパワーアップという要素が足りていなかった可能性もあります。
受精卵のパワーアップのためには、精子、卵子の栄養状態を良くする必要があると思います。
長居あさい整骨院が考える着床率を上げる3つの方法は?
着床率を上げるためには「受精卵の力」と「子宮の状態」がキーポイントになってきますが、この2つをより良くしていくための方法を3つ挙げてみました。
①食事
まず1つ目は、精子・卵子の質を良くするため、そして子宮内膜を分厚く、フカフカにするためにの栄養が大切です。
着床率アップに繋がるであろう栄養素を下記に簡単にまとめてみました。
ミネラル
●カルシウム(魚)→ 精子と卵子が受精する際に重要な役割を果たす。
●マグネシウム(豆類、豆腐、ゴマ、海藻類)→ エネルギーの源。細胞内、内臓の不必要なものを排泄してくれます。
●鉄(ひじき、ほうれん草)→ 血液の材料。子宮、卵巣に酸素を送る。子宮内膜の材料になります。
●セレン(たまねぎ、シラス干し)→ 抗酸化に働くミネラル。精子の運動率向上。卵子の若返り。
ビタミン
●ビタミンC(緑黄色野菜、果物)→抗酸化作用、老化を防ぐ。
●ビタミンE(めんたいこ・イクラなどの魚卵、アーモンド、緑黄色野菜)→抗酸化作用、老化を防ぐ。
●ビタミンB群(貝類、海藻類、ナッツ)→ 卵巣、精巣、子宮内膜を分厚くするために不可欠。エネルギーをつくってくれます。
●タンパク質(魚、味噌、納豆、大豆)→ フカフカの子宮内膜の原料になります。女性ホルモンの原料となるコレステロールの原料になり、全身にホルモンや栄養素を運んでくれます。
これら以外にも色々必要なものもあるかもしれませんが、バランス良く食べることが大切です。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
②子宝整体 or 深呼吸
2つ目は、我々日本妊活協会が自信をもってオススメする子宝整体で内臓の処理能力、ホルモンバランス、自律神経を整えていきます。
上に記した栄養はすでに意識して摂っていて、「良いものを選んで食べているのに結果が出ない!」と思われているかもしれません。
”体は食べたもので出来ている”なんて言いますが、正確には体は「食べたもの」と、「食べたものを処理する能力」が合わさってできています。
つまり体に良いものだけを食べていても、内臓が疲れていたり、機能が落ちていたり、自律神経が乱れていると、しっかり体に吸収されて身にならないということなんです。
内臓の働きを良くし、自律神経を整えることで、血流が増し、卵巣・精巣を元気にしてエネルギーたっぷりの受精卵をつくれるようにしていきます。
子宮への血流も良くなると、赤ちゃんが育つお部屋が、「温かくて・キレイで・広く」なってくれるということです。
子宝整体でなく、セルフケアとしてならば、深呼吸がオススメですよ。
ぜひ、いつでもいいので毎日深呼吸をする時間をつくってくださいね!
どうしてもイライラしたり、姿勢が悪かったり、気分が落ち込んでいると呼吸は浅くなりがちですよね。
具体的な方法は「息を吸うより、吐くほうを長くする」です。
吐くほうを長くすることで自律神経の過緊張がほぐれ、副交感神経が優位になり、体はリラックスしていきます。
副交感神経優位になることで子宮・卵巣への血流が良くなるんですよ。
何秒吸って、何秒吐けばいいですか?とよく質問されますが、その人によって最適な呼吸の長さは違ってきます。
呼吸が浅すぎても、長くても頑張って力んでしまっていては意味がありません。
慣れるまでは息を長くゆっくり吐くことが少し難しいと思いますが、リラックスして気持ちよくできるくらいの深呼吸を目指してくださいね♪
③ストレスのコントロール
最後3つ目は、ストレスをコントロールすることです。
イライラしたり、妊活で頑張り過ぎたりしていませんか?
ストレスが溜まると自律神経が緊張状態になり、子宮や卵巣への血流が低下するんですね。
すると、せっかく栄養を摂ったのに子宮や卵巣まで栄養が運ばれなくなっちゃいます。
じゃあストレスを無くせ!って言われても仕事をしていたり、この日本で生活している以上ストレスをゼロにするって難しいですよね。
そこで、簡単かどうかはわかりませんが、一つのストレスのコントロール方法をお伝えしますね。
それは、「ありがとう」を口癖にする!です。
え、それだけ?
これだけです!
「ありがとう」って言葉はハッピーなプラスのエネルギーのかたまりです!
体がゆがんでいたり、姿勢が悪かったり、イライラしている状態ではなかなか出てこない言葉です。
「ありがとう」の言葉が増えると体はリラックスに傾きますので子宮、卵巣への血流が増し、より着床しやすくなる要素が増えます。
例えば、エレベーターで誰かがドアを開けてくれていたら、「すみません。」じゃなくて「ありがとうございます!」にしてみましょう。
イライラすることがあったら、心の中で「ありがとう」って叫んでみましょう。
生理が来たら、「あぁ、また生理来た。。。」じゃなくて「妊娠に向けて赤ちゃんのお部屋をキレイにしてくれてありがとう」って自分の体に感謝しましょう!
そして何より、今日からあなたの大切なパートナーに「ありがとう」って言葉で伝えてみませんか?
着床率を上げる方法のまとめ
着床率を上げるためのキーワードは「受精卵を元気にすること」と「子宮の状態・環境を良くすること」でした。
そのために絶対したいこと、それは、
①ミネラル・ビタミン・タンパク質をしっかり摂ること
②子宝整体で内臓の処理能力を上げる or 吐くほうを長くする深呼吸でリラックスして自律神経を整える
③「ありがとう!」を口癖にする
です。
もちろん、これだけで絶対着床率が上がる!とは言いません。
しかし、この文章を読んでいただいたことで何かのヒントになり、あなたの人生がより良い方向に進むきっかけになれば嬉しく思います。
長文でしたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました!
何かご不明な点、ご質問等あればいつでもお答えいたしますので、ぜひご相談くださいませ!
長居あさい整骨院・あさい整体
浅井一将
長居あさい整骨院には大阪市住吉区・東住吉区・阿倍野区・住之江区・平野区・天王寺区などからもご来院いただいています。